「ペットを手放すか」「市営住宅から退去するか」
退去期限は
2008年3月31日
期限までにペットと共に住人が退去するか、
新しい飼い主に譲らない限り保健所で殺処分されてしまいます

かつては炭鉱産業で賑わった北海道三笠市。
その三笠市の市営住宅でペットを飼育している住人に対し、行政が「ペットを手放すか」、「市営住宅から退去するか」
の2つの選択を求めています。
動物の飼育は禁止されているとはいえ、もともとは炭鉱住宅でペットの飼育が許可されていた住宅も含まれているのだそうです。その為行政もペット飼育禁止の徹底をせず暗黙の了解のもとで年月が過ぎ、問題が複雑になってしまいました。

◆市営住宅住人の現状◆

  • 一部の飼育マナーの悪い飼い主が犬の糞を放置した為臭いの苦情、鳴き声の苦情などの住民間のトラブルがあった。
  • ペットが死んだり手放したりして市営住宅に継続居住を選択した世帯が65世帯
  • ペットと共に市営住宅を去っていったのが35世帯
  • 未だにどちらの選択もできずに留まっている世帯が101世帯
  • 住人の多くが高齢者で低収入のためペットを連れての転居はほぼ不可能
  • ペットも高齢であるため今の飼い主のもとで天寿を全うさせるのが理想的
  • 迫りくる期限の重圧から飼い猫を保健所に持ち込んだ世帯が1世帯
     (安楽死ではなくガス噴霧による悶絶死であることの認識がないと思われる)
  • 三笠市で動物愛護団体の数が非常に少ない為第三者による一時的な保護が難しい
  • かつて反対意見を述べた住人の中からも市の対応について疑問視する声がある
  • 期限が残り1週間と迫る中、住人の一人が三笠市長などにあてた嘆願書への署名を呼びかけ始めた。

◆行政の対応◆

  • 3年前に住民に対しどんなペットを何匹飼っているのか実態調査を行った
「市営住宅での飼育はどう思われますか」の質問で、単純に反対か賛成か選択させるものだった。この結果によってペット禁止の施行規則が決まるかどうかは明記されていなかった為一般論として反対する意見が多く集まる結果となった
  • webサイトでの犬猫の里親募集コンテンツの掲載(下記の三笠市のバナーをクリックするとTopページに出ています
  • すでにペットを手放した人もいるので期限延長措置はとれないとのこと

この案件は3月25日TBSイブニング5で報道されました。
※ニュース動画がUPされていましたが、現在は削除されています

北海道放送(HBC)のニュース動画で配信されました。
※現在は削除されています

北海道放送(HBC)のニュース動画{2008年3月28日(金)19:00更新}で配信されました
※現在は削除されています


住人退去の期限まで1週間もありません。提示されている選択肢2つは高齢の住民とペットにとって苦痛を伴うものでしかないのです。来週には4月になるとはいえ、北海道は関東地方の気象条件とは大きく異なります。根雪が残る極寒の中、市営住宅を追い出されてしまったら人間も動物もどうやって生きていけばいいのでしょう。施行規則が設けられてから期限まで3年の猶予がありはしましたが、その選択肢は動物愛護法及び基本的人権を侵害していると思えてなりません。まさに八方塞がりです。また、その規則が制定された背景も住民側への説明不足等の落ち度があり、納得いくものではありません。
この事態を回避するのには、もはや退去期間延長以外に方法がありません。一方的に「規則」を振りかざす行政の態度を改めてもらわなくてはいけないのです。
どうか住人の方と罪のないペット達のために皆様のお力をお貸しください。

三笠市役所住所:〒068-2192 北海道三笠市幸町2番地
窓口:三笠市役所建設部管理課
電話:01267-2-3998
       FAX:01267-2-7880
e-mail:kensetsuk@city.mikasa.hokkaido.jp


2008/3/26掲載

TOP BACK NEXT