南埼玉白岡の犬猫保護活動終了のお知らせ


 2001年12月初め、南埼玉白岡の破産した飼い主の元から、保健所へと送られる強制執行寸前に、猫40匹・犬15匹を緊急に救い出した代表の加藤緑と関根邦夫からご報告させていただきます。

 私たちがこの現場を知ったのは、01年12月5日のことでした。その5日後の12月10日朝10時が執行日で、この55頭の犬猫をどこに保護したらいいのか、保護場所がないために半ば諦めかけました。執行期限の時間が刻々と迫るなか、どうしても助けたいという思いが強く、関根邦夫の奮闘で倉庫を借りることができ、無事すべての犬猫を助けることができました。

 5日間というわずかな期間に、散歩をしたこともない犬たちを車に乗せるときには、パニックになる犬に噛まれることも覚悟の上、何も用意されていない倉庫に、何回にもわけて犬猫を運び、深夜・早朝まで不眠の保護活動を行いました。応援のボランティアさんが7名ほど遠方からかけつけ、一緒に助けてくださいました。

 犬猫の避妊・去勢手術、ワクチン・狂犬病、病気の手術が終わり、犬小屋・猫舎も完成。その後、新たにボランティアさんが10名ほど集まり、頻繁に犬猫のお世話をしてくださいました。保護猫のほぼ全てが病気だったため、猫担当のボランティアさんには、多大な出費とご苦労をされたことと思います。毎日の治療・健康管理、リハビリ、散歩の練習等など、善意あるボランティアの皆様により、心を閉ざしていた子たちも人間に甘えることができるまでに心も体も回復しました。

 里親探しにより、新しい家庭に迎えられ幸せを手に入れることができた子が何頭もいます。その一方で、病気で亡くなってしまった子や、里子に行ってから行方不明になってしまった不幸な犬もいます。

 2004年3月に、元の飼い主から「やっと生活を立て直し、二人で世話をできる頭数に減った今、残った犬猫たちを再び自分達で世話していきたい」という強い申し出がありました。私たちの活動は、「行き場のない犬猫達を新しく迎えてくれる家庭に送り出す"里親探し"」が目的でしたので、本来の飼い主からの申し出により、里親探しは終了せざるを得ませんでした。
これにより、2004年3月4日をもって、南埼玉白岡犬猫保護活動は終了いたしました。

 ご寄付、物資の援助をしてくださいました皆様、ボランティアの皆様、そしてご協力くださいました獣医さんに心から厚くお礼申し上げます。今までのご寄付は、犬猫の医療費、首輪・リード・犬小屋・フードの購入などにありがたく使わせていただきました。金銭的には100万円以上の自己出費となりましたが、皆様の暖かいお心遣いがなければ、これだけの犬猫を助けることはできませんでした。

 この南埼玉白岡の保護活動に関わってくださった全ての皆様に、心よりお礼申し上げます。


2004年4月4日
加藤緑 関根邦夫

                
埼玉県白岡町の倉庫で保護している犬猫の写真