2008年11月30日 熊谷市で捕獲収容されていた不幸な犬「士乃くん」のこと

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熊谷市動物指導センターのサイトで全身毛玉だらけで収容された犬を発見しました。
彷徨っていたのを捕獲されてここに収容されたようです。おそらく誰かに飼われていたのでしょう。11/17に収容され、同月25日には殺処分されると掲載されていました。
愛情を注ぐべき飼い主から見向きもされず、こんな状態になるまで放置され、挙句の果て保健所でその命の火を消されようとしているこの犬を見て、居ても経ってもいられなくなりました。
この子の為になんとか行動をしなくては!という感情が頭を駆け巡りました。

11月30日 救出    

この犬を助け出すことができました。
訓練士さんにご相談したところ「やめなさい」と言われて泣き泣きあきらめたところでした。
その理由が間違っていなかったからあきらめるしかありませんでした。
動物指導センターへ引き取りができなくなったお断りをしに車で向かう途中、諦めきれなかった部分が残っていたのです。
気がつくとある人に電話を入れてました。
「そろそろセンターに着くところなの、引き取りは無理、明日処分されるでしょう」と話しながら涙が止まりません。
その時ある方がセンターに駆けつけて下さいました。私に大きな力と勇気を与えてくださいましたことで、あきらめかけたあの犬を助けることができました。
とても勇気のいることでした。

食べているときだけ近寄らなければとても大人しいです。
残念なことに末期のフィラリアにかかっていました。お腹が大きいのは復水です。長くは生きられないということです。
それでも助けてあげられて良かったと思っています。
残りの犬生を少しでもゆったりと過ごさせてあげたい幸せを感じさせてあげたい気持ちです。ボランティアのYさんも心配して下さってこんな時いつも力になって下さいます。いつもありがとうございます。
Tさん、そして訓練士さんのYさん本当にありがとうございました。
元の飼い主へ言いたい絶対に動物を飼わないで・・・!  

保護して思うこと 「瀬戸際で命は助けられた命」

せっかく訪れた救出のチャンスにさえ「性質上問題があり、家庭への譲渡は不可能」とセンターが難色を示し、一度はガス室の死を覚悟したこの犬。皆さまが声を上げてくださったおかげで、処分寸前で助けることができました。しかし、当初譲渡を希望してくださった方たちこの一連の騒動で身を引いてしまわれましたので、当会で引き取り、新たに里親様を見つけなければいけません。 我が家は満杯。しかも人慣れしていない大型犬を受け入れるのは、体力的にも経済的にも大変ですが、それでも「愛されたことのない命が、愛されないまま悲惨な死を遂げる」・・・そこから救出できた喜びに、変わりはありません。
人慣れしていないとはいえ、やみくもに向かってくるわけではないので、人間とのコミュニケーションの経験が無かっただけかもしれません。こんなにひどい被毛の状態になるのは一朝一夕の出来事ではない。皮膚がただれて痛みがあるのかも知れません。 どれだけ放置され、飢えや不快な環境に、為す術もなく耐えていたことでしょう。

まずは獣医さんに全身麻酔できれいにカットしていただき、健康診断をして体調を見ながら、不妊手術を完了させ、その後は、訓練士さんにお預けする予定です。大型犬なので、里親様に譲渡するためには、愛情とともにプロによる訓練が必要です。

そして一日も早く、人間不信がなくなること、もう二度と、空腹にさせないこと。
せっかく救われた命。どうか「生きる幸せ・愛される幸せ」を感じてほしい。一日も早く、優しい里親様に可愛がっていただき、人間だいすきになってほしい。生きていれば、きっとその日が来ると信じています。

「士乃くん」という名を付けました

2008/12/4に獣医さんで検査していただいた結果、士乃くんはフィラリアの末期でした
お腹が大きいのは復水です。長くは生きられないということです。
それでも助けてあげられて良かったと思っています。
食べているときだけ近寄らなければとても大人しいです。
残りの犬生を少しでもゆったりと過ごさせてあげたい幸せを感じさせてあげたい気持ちです。


士乃くんに関するブログ記事
 → 熊谷で捕獲された犬保護できる方向で話し合い 2008/11/25
 → 生きる幸せ・愛される幸せを感じて・・・ 2008/11/27
 → 熊谷の哀れな捕獲犬・30日助け出しました 2008/12/4
 → フィラリアの末期・士乃くん 2008/12/19
 → 士乃くん安らかに・・・23日間の命でした 2008/12/24
 → 生前の士乃くんを思いやったお手紙 2008/12/26