2006.4.24  再度環境省に行ってまいりました

環境省の譲渡に関し前回の要望に対し解答をお聞きする事と業者の悪質さについてお話をしてまいりました。4月より赴任していらした室長補佐のK氏にお会い出来、良く私共の話を聞いていただき、また共感してくださいました。

各自治体における譲渡事業のガイドラインが明日にはできるとのこと。悲惨な繁殖者が犬を餓死させその遺体は白骨化している写真「4日前に撮影」をお見せしましたら、はじめは目をそむけていらっしゃいましたが、見てくださり、「よくこんな事をしてここで生活できますね」とブリーダーの実態をあらためて理解して頂きました。

自治体で処分される運命だった犬、猫が譲渡され、万が一この様な目に会わないためにも不妊、去勢手術が必要なのかをお話いたしました。K氏も「手術はかわいそうだなと初めは思いました」と話されていらっしゃいましたが、少しずつ現実を分かってくださいました。川崎市の譲渡の様に、手術をし、有料で譲渡をするよう全国で足並みをそろえていただきたいともお願いいたしました。近いうちにセンターの処分を見に行かなければならないとのこと。これも、炭酸ガスではなく薬で眠らせていただきたいとお願いいたしました。

1時間のお時間をお忙しいなか取ってくださいまして、本当に感謝いたします。そして要望書の解答を連休明けにはくださることと、ガイドラインができましたら送ってくださるというご返事を戴き帰って参りました。でも疲れましたねー。

2006.1.31
環境省へ行ってまいりました。

環境省のインターネットによる「新しい飼い主探し」について
 
環境省では6月を期してインターネットによる「新しい飼い主探し」のHPを立ち上げると聞いています。インターネットを通じての新しい飼い主探しには、利点と同時に難点があります。国が行うからには一般への模範になるようなものにしていただきたいと思います。
 
<現在、行政機関が行っている新しい飼い主探しの問題点>
 
・譲渡する犬・猫に不妊・去勢手術を行う意向がない。
・譲渡希望者の選定ラインが確立していない。
・譲渡後の追跡調査が行われていない。
 
上記に関連して、以下の点を配慮し、有効な措置を講じていただきたい。
 
◎インターネットのHPは手軽に広範囲に報じられる利点があります。しかし、各自治体に譲渡時の対応に基準がない中で、環境省が全国の収容犬・猫の情報を一括してHPで流した場合、家庭動物として「新しい飼い主」になる者と商業目的(繁殖・販売・実験など)の譲渡希望者との判別をどのようにするかが問題であります。繁殖業者あるいは繁殖目的の個人は不妊・去勢未施術の犬・猫の譲渡を希望します。根本的な問題解決を考えるのであれば、いやしくも行政機関が譲渡した犬・猫が繁殖に利用される事があってはなりません。
ちなみに、神奈川県では譲渡する子犬にはすべて不妊・去勢手術を施しています。成犬と猫にはこの手術をしていませんが、譲渡に際して愛護団体の関与を奨めています。
 
◎この企画の目的が単に自治体における処分費の削減だけではなく、動物愛護法の基本原則に準じたものであるなら、行政の殺処分を免れた動物が利益のための道具として用いられたり、実験用として苦痛と束縛を強要される事があってはなりません。

要望
 
@各自治体に収容されている「新しい飼い主探し」の情報公開は、不妊・去勢済みの動物に限り、自治体に譲渡前施術を促していただきたい。もしくは未施術の場合、動物愛護団体もしくは獣医師会など複数で、確実に期限内に施術できるシステムを確立していただきたい。
 
A譲渡希望者の選定ラインを全国一律に作成し、少なくとも家庭動物として「新しい飼い主」を希望する人に譲渡し、利益や実験目的の人の排除は当然ながら、適正飼育が出来る人と判断する基準を作成していただきたい。
 
B自治体で把握している不良飼い主(処分への持込み常習、虐待など)についての情報を各自治体が共有し、譲渡対象から前もってはずしていただきたい。
 
新しい試みに100%完璧はありませんが、100%を目指せる内容を構築していただきたくお願い致します。少なくとも譲渡された犬・猫から、あらたに処分される命を生ませることだけは行ってはなりません。その願望が無くては解決の道は開けません。


動物福祉先進市を目指している川崎に、みんなの声を届けよう

動物福祉行政に取り組んで下さっている川崎市に、より前向きな推進を願って、不幸な命を作らないために必要不可欠な『不妊・去勢手術推進活動」にも積極的に取り組んでいただけるよう皆様の声を届けてください。

日本では一年間に44万匹もの犬や猫が殺処分されていますが、その多くは産ませて捨てられた子犬や子猫たちです。

初めは2匹の猫が
1年後に     12匹
2年後に     66匹
3年後に    382匹
4年後に  2201匹 
5年後に 12680匹
6年後に 73041匹
7年後に420715匹
420,715匹の子猫たち、これだけの勢いで生まれて来るすべての猫たちに暖かい家庭を用意してあげることができるでしょうか?
「生ませては殺す社会」から、過剰繁殖を防止して、ひとつの一度限りの命を大切にする社会へと転換していきましょう。

幼児に対する凶悪犯罪を始め、ホテル改造事件、インターネット殺人依頼事件など、昨今の日本は弱者をいたわらない事件が氾濫しています。これらの事件は、生命倫理が欠損した社会が生み出したものといっても過言ではありません。
また純血種の犬たちも生まれながらにして遺伝性疾患に苦しむ犬たちが急速に増えています。乱繁殖から来る遺伝性疾患を減らすためにも、一般家庭で飼われる犬たち(猫も)の不妊手術は急務です。
さらに、獣医学的観点からみても不妊・去勢手術は、多くの疾患の予防に繋がります。 (例えば、乳腺種・子宮蓄膿症・前立腺疾患・睾丸の腫瘍などの予防)
このように不妊・去勢手術は生まれながらにして不幸な命を救うだけでなく現在面倒をみている犬や猫の健康管理にもとても有効な手段です。
よって、みなさまからも効果的な「不妊・去勢手術推進活動」を展開して頂けるよう、川崎市動物愛センターにお願いしましょう。

お願いの送り先は:
〒213−0025
川崎市高津区蟹ヶ谷119   川崎市動物愛護センター
FAX: 044−798−2743
メールアドレス: 35dobutu@city.kawasaki.jp